♪* とある日の大阪便り

昨日は、大阪で一日過ごしました。


昼間は、パーティー演奏のお仕事。
現場に行って、ちょっとおもしろフォトチャンス!

現場は道頓堀にあるホテルの宴会場だったのですが、
エントランスがぶっ飛んでました。
こりゃ、宿泊中に外出しても、絶対に忘れそうにない外観です。

パーティーでの余興演奏、アンコールいただいたりの盛り上がり。
美味しいお弁当付で、満腹でした。


夕方早めに解散、せっかくなので心斎橋筋を歩いてウインドウショッピング。
しか〜し!楽器に衣装と荷物が多くて、長時間の歩行には耐えきれず。
何とか長堀筋までは頑張ってウォーキング。
週末の大阪でお一人様の座るスペース確保はなかなか大変ですが、
まずは行きつけカフェで一息。
今クリスマスシーズンのデザートコーヒーです。

時間を忘れて雑誌などを読みふけり。。。


元気を取り戻して再び、地下街をショッピング。
やはり大荷物付きの買い物は何かと機動力に欠けますが、
めげずにあちこちで試着を繰り返し、念願のワークパンツをゲット!


ふと思い出して、楽器のリペアショップに電話をして、
トランペットのミュートの修理をお願いしてみました。
お気に入りのコパー製ハーマンミュートなんですが、
去年の神戸ジャズストリートのステージ中に、「凹」を発見してショック!!!
楽器もそうなんですが、凹みは気がつかないうちにやってしまってることが多いんですよね〜。
このリペアショップ、森ノ宮の「KBF」さんでは、
5~10分程度でその場で修理していただくことが出来、大助かりでした。


修理を待っている間、工房の角に古いホルンまたはメロフォンらしき楽器を発見。

(私は中学・高校のブラバン時代にはホルンを吹いていたこともあり)
どうしても気になったので、帰りがけにご主人にお話を聞いたところ、
両方ともヨーロッパからやって来たホルンで、
私がメロフォンかと思った理由は、
一つは現代ホルンではもう使われていないピストンバルブ、
もう一つはロータリーバルブが楽器の内側に向いていたから、なのでした。


しかも、普通トランペットを含む3つバルブがついた金管楽器は、
バルブの操作で半音ずつ低くなっていくシステムなのですが、
このピストンの方の楽器は半音ずつ上がるシステムとクルーク部分を持ち、
もちろんこれももう今では絶滅種。
(う〜ん、話がどんどんマニアックになってゆくのを止められませんっ!)
ご主人、なんと果敢にもこの楽器を演奏して、ステージを踏んだことがあるそうです。
以前、私も古いコルネットの修理をこの工房でお願いして、
結局本番演奏では使えなかった経験があり、
(昔の楽器は、音程が合わなかったりマウスピースがフィットしなかったりするのです)
しばらく、アンティーク的楽器(博物館的とも言う)談義に花が咲きました。


KBFさんを後にして、同じ並びにあるカレー専門店「印度屋」に入りました。
楽器修理の際には、時々寄るお店です。


注文して待っている間に、スープがサービスされるのです。
(テイクアウトを待っているお客さんにまでスープが出される!サービス満点!)

エビとアサリのカレー。辛さ“スペシャル”(辛さは他に“ダイナマイト”などあり)
すっきり辛くて、これまた大満足。


JRで梅田へ。
懸案事項だった、曽根崎の「ニューサントリーファイブ」に行きました。
最近まで月一くらいで私も出演させていただいていた、トラッドジャズのライブハウスですが、
八月のお店の40周年記念イベント以来で、楽しみにお初天神通りに向かいました。

この日の出演は、ニューオリンズラスカルズ、来年結成50年を迎えるバンドです。
最後のステージでは私もセッションに参加させていただいて、
関西トラッドジャズの歴史、感じました。
常連のお客様やミュージシャンの方との会話も楽しくて、、、
私も一人で行ってカウンターに座って、バーボン水割りとか飲んでるのが、
似合ってるわけじゃないけど、出来るようになったな〜、と。


盛りだくさんの一日でした。